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犬猫通信 【Vol.4】

足立区・葛飾区が発信しているペットのお役立ち情報


足立区のペット飼育状況
足立区は2018年の犬の登録数は約2万5千頭と23区で2位、人口当たりの登録数でも23区で6位と犬を飼っている割合が高い地域です。猫は登録制ではないためその数は把握できませんが、足立区では猫も同じように多く飼われていると推定されます。
そのためか、23区では飼い猫の不妊去勢手術に対する助成を行っている区は半数以下ですが足立区では助成を行っており、さらに飼い主のいない地域猫への助成やTNR活動(地域猫活動)の支援も積極的に行っています。

猫のTNR活動とは、T=猫を保護(Trap)して、N=不妊・去勢措置(Neuter)を行い、R=保護した元の場所へ返す(Return)活動のことです。すべての猫を保護することは難しいので、地域で猫を管理することで野良猫が繁殖して不幸な猫が増えることを未然に防ぎ、地域の住環境を守ることができるので、近年は各自治体が前向きに取り組み始めています。


足立区のペットに関するお役立ち情報


足立区ではペットの飼育に関する様々な情報を発信しています。飼い主の責任として知っておかなければならないこともありますので、足立区にお住まいの方はこの機会にご確認ください。

●ペットを飼ったとき
ペットを飼う際のルールやマナーを紹介しています。

●猫と暮らしていくために
猫を飼う際の基本的なマナーや方法を紹介しています。

●猫の不妊去勢手術費助成制度について
足立区では不妊去勢手術の費用の一部を助成する制度(不妊手術:4,000円、去勢手術:2,000円)があり、飼い主のいない猫だけでなく、飼い猫も対象となります。ただし、手術前の申請が支給の条件になりますのでご注意ください。

●猫の捕獲器貸出事業について
足立区では猫のTNR活動(地域猫活動)を支援していて、活動を行っている団体に対して捕獲機の貸し出しを行っています。

●犬を飼ったら必要な手続きは?
足立区での飼い犬の登録方法、足立区への転入、足立区からの転出する際の手続きなどを紹介しています。
また飼い犬が人を咬んでしまった時の届け出についての説明もあります。飼い主は事故から24時間以内に保健所へ届けるのと、48時間以内に獣医師の検診を受けることが義務付けられているのでご注意ください。

●狂犬病予防注射について
狂犬病予防注射は飼い主の義務ですので、あらためて注意事項など確認してください。

●ペットが迷子になったとき
迷子になったペットを探している時、また迷子になったペットを保護した時の連絡先を紹介しています。

●災害に備えて
災害に備えて行っておくべき準備や、災害時にペットと一緒に避難する「同行避難」について解説しています。


葛飾区のペット飼育状況


葛飾区は2018年の犬の登録数は約1万4千頭と23区で9位、人口当たりの登録数では23区で14位となっていて、平均的な飼育状況となっているようです。ただ、水元公園などの公園や河川沿いなど散歩コースに恵まれていて、ペットが飼いやすい環境が整っています。
その一方、葛飾区は川に囲まれ水害のリスクが高く、さらに地盤も弱いとされていて災害には弱い地域と言われています。そのため災害対策には力を入れていて、ペットについても災害時の負傷動物の治療や一時保護、同行避難について「災害時飼育動物対策計画」としてまとめるなど早くから対策に取り組んでいます。
また、足立区も葛飾区と同様に災害には弱い地域とされています。災害への備えについては前回のコラムにもまとめていますので、日ごろから準備、対策をしておきましょう。


葛飾区のペットに関するお役立ち情報
葛飾区でもペットの飼育に関する様々な情報を発信していますので、葛飾区にお住まいの方はこの機会にご確認ください。

●猫の飼い主の方へ
猫を飼う際のルールやマナーなど基本的なことを紹介しています。

●飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費助成事業について
葛飾区は足立区とは異なり飼い猫は助成対象にはなりませんが、飼い主のいない猫の不妊去勢手術の費用の一部(不妊手術:10,000円、去勢手術:5,000円)が助成されます。足立区同様に手術前の申請が条件となりますが、葛飾区では2回目以降の申請は郵送でも可能です。

●犬の飼い主の方へ
犬を飼う際のルールやマナーなど基本的なことを紹介しています。

●犬と散歩ができる公園
犬の散歩ができる公園を地区ごとに紹介しています。つまり、ここに載っていない公園は散歩を禁止している場合がありますので、普段公園で散歩している方はあらためて確認してください。散歩させる場合も、必ずリードをつけ、ウンチ・オシッコの処理を行うなどマナーやルールは守りましょう。

●狂犬病予防注射について
今年はコロナの影響で中止されましたが、葛飾区では狂犬病予防集合注射を実施しています。また、注射接種と同時に首輪につける注射済票の交付を受けることができる葛飾区内の動物病院を紹介しています。それ以外の病院で接種した場合は保健所または区民事務所で交付の手続きをする必要がありますのでご注意ください。

●犬の登録等の届出について
犬を飼い始めた時や引っ越した時、また飼い犬が人を咬んでしまった時の手続きなどについて紹介しています。いずれも犬を飼う上で大事な手続きになりますので確認しましょう。

●犬の手帳・猫の手帳をつくりました
葛飾区では希望する飼い主に「犬の手帳」「猫の手帳」を保健所や区民事務所で配布しています。犬や猫を飼う上でのルールやマナーなどが掲載してあり、この手帳にペットの写真や情報をまとめておくことで災害時に同行避難する際の身元や健康の管理に役立ちます。

●犬・猫の迷子情報
自宅からペットがいなくなった場合や迷子のペットを保護した場合の手続きについて紹介しています。

●避難所における動物飼育のガイドライン
葛飾区では2019年の台風19号の状況を踏まえて、災害時のペットとの同行避難や避難所でのルールなどのガイドラインを分かりやすく作り直しています。日ごろの対策やいざという時のために確認しておきましょう。


■ペットを飼う際のルールやマナーの再確認を


このように足立区や葛飾区をはじめ、各自治体ではペットに関する情報をお知らせしています。狂犬病予防注射など法律で定められていることはもちろん、ペットを飼う際のルールやマナーもこの機会にあらためて確認しましょう。

ペットを飼うということは楽しさや癒しを与えてくれ、生活を豊かにしてくれるものですが同時にルールやマナーを守ることなど飼い主としての大きな責任も伴うということを忘れてはなりません。動物愛護法に明示されているように、飼い主にはペットがその命を終えるまで適切に飼養する「終生飼養」の責任があり、もし何らかの事情で飼えなくなった場合もペットが引き続き快適に暮らしていける環境を整えてあげる必要があります。特に高齢の方は入院など万が一の場合に備えて身近な人にあらかじめ相談しておきましょう。

また、ペットが快適な環境で生活して健康に暮らしていけるように世話をすることはもちろんですが、地域社会との調和も日ごろから心がける必要があります。特に犬の無駄吠えや散歩時のウンチやオシッコの始末、外飼い猫の粗相はトラブルになりがちですので、ペットが周りから白い目で見られることがないように、飼い主が責任を持ってしつけや適切な処理を行いましょう。地域社会の中で他の人に迷惑をかけないようにすることがペットの幸せにもつながるのです。

2020.12.4


【犬猫通信<コラム> index】
vol.1:飼育放棄からペットを救う!? コロナ禍のペットブームのあとペットシッターが必要とされるワケ(2020.11.13)
vol.2:足立区・葛飾区では災害時にペットとの「同行避難」が可能です(2020.11.20)
vol.3:足立区・葛飾区の年中無休・24時間・夜間対応の動物病院を知っておこう(2020.11.27)
vol.4:足立区・葛飾区が発信しているペットのお役立ち情報(2020.12.4)
vol.5:足立区・葛飾区のおすすめドッグランと利用時の注意点(2020.12.11)
vol.6:高齢者の多い足立区と葛飾区、シニア世代がペットを飼うときに潜むリスクとは(2020.12.25)
vol.7:ペットの高齢化問題とペットシッターなどの支援サービスの活用について(2021.2.8)



サービスエリア

【葛飾区】
全域(亀有、金町、新小岩、京成金町、柴又、京成高砂、青砥、お花茶屋、堀切菖蒲園、京成立石、四ツ木、新柴又)

【足立区(一部)】
亀有駅からおおよそ5km以内の地域(北綾瀬、綾瀬、北千住、青井、六町、小菅、五反野、梅島、牛田、堀切、京成関屋など)

【その他葛飾区に隣接する地域】
亀有駅からおおよそ5km以内の墨田区(鐘ヶ淵、八広など)、江戸川区(小岩、京成小岩など)の一部地域

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